コラム
繊細な楽器であるピアノは、手入れを怠ると、大きな出費をして直さなくてはいけなくなることもあり、 出来るだけ定期的に調律やメンテナンスを行うべきです。 さて、そんなピアノですが、プロにメンテナンスを行ってもらう以外にも、 普段からきちんと手入れをしておくことが、長くピアノと付き合っていくポイントです。 例えば、これはどんな楽器にも共通していますが、手の汗や油分は楽器を傷ませます。 そのために使った後は鍵盤を拭き取りましょう。クリーナーもシンナーなどは決して使わないようにしましょう。 また木製である部分が多いピアノは、あまり過度に水や洗剤などで拭き過ぎることも避けるべきです。 どうしても汚れが落ちない場合は中性洗剤などを使用しましょう。 また細かい部分に溜まった汚れは、綿棒や爪楊枝の先にティッシュを巻いたものを使ってのお掃除がオススメです。 その他にもピアノは音がホコリに影響される楽器です。ホコリが溜まっているピアノは良い音が出ません。 特に酷い場合、ピアノの内部にゴキブリやネズミなどの動物が住み着いてしまったというケースがあります。 ホコリはこうした不衛生な動物を寄せ付けてしまう原因になりますので、ホコリが少し気になるという場合は、 すぐに掃除をするように心がけましょう。