コラム

ピアノが故障したときのチェックポイント

ピアノ

このごろ何だかピアノの調子が悪い気がするけれど、どこが原因なのかよく分からない。とりあえずは音が出ているからしばらくこのままで使ってしまおうかと、ピアノをそのまま使用するのはよくありません。ピアノは調子が悪くなったまま放置してしまうと、音が出なくなったり音質が変わったりするなど様々な問題が発生します。

では一体どこが故障したことでピアノに問題が起きているのでしょうか?そんなとき、不調の原因を特定するのにチェックするとよいポイントがあります。

今回はピアノの修理を依頼する前に状態の確認が必要なポイントを紹介し、故障状態ごとにどのような作業で修理を行うかをご紹介いたします。


音量は変わっていないか

ピアノを弾くと、以前と比べて弾きにくくなった。タッチが悪いなどの動作不良や、発音が悪くなったと感じることがあるでしょう。

ピアノのアクション部分がスムーズに動かなくなり、発音が悪くなっているとピアノの音量が小さくなることがあります。また、逆に音量が大きくなった(と感じる)場合は、ピアノが共鳴を起こしていることもあります。

ピアノが乾燥しすぎると、ピアノのネジが緩み金属パーツなどが干渉することで共鳴が起こり、ピアノの音が大きく聞こえます。 その際は、ピアノを整調して弾きやすくすることが可能です。

【ピアノ整調の対処方法】

1.ピアノ内部のアクションと呼ばれる打弦機構を調整して音を整える
仕組みとしては、鍵盤を押すとハンマーが弦を打って音を出す構造になっていますので、この弦を打つ力を揃えて整調します。

2.鍵盤クリーニングを行う
ピアノ内部のバランスピンの汚れを取り除き、レットオフを調整すします。 ハンマーを弦の前で戻るタイミングを揃えて、音の強弱を表現しやすくします。

3.あがきを調整する
鍵盤の沈む深さを、奏者が引きやすい高さに揃えます。

4.音の最終確認
演奏者が一番弾きやすいタッチで調節し、音量もしっかり出るのかを確認します。

音程がずれていないか

ピアノ2

ピアノはアコースティック楽器のため、電子楽器と違い使用しているうちに徐々に音程にずれが生じてきます。プロのピアニストのように、日々に渡り数時間使用していると、早く音程がずれてくることがあります。

とくに使用頻度の高い音階のみ音程が下がっている場合がありますので、各音程を弾いてみて、ずれが生じている音程がないか把握しておきましょう。

【ピアノ調律の対処方法】

  • 1.音叉を使って基準の音をとります(基本的には440ヘルツ、希望によっては442ヘルツ)
  • 2.1オクターブ内にそれぞれの音を均等に割り振りって基準の音を設定します
  • 3.同音3本の弦を同じ高さに揃えてユニゾンを作ります
  • 4.基準の音をオクターブごとに上下へ移して、音階と音程を調整します
  • 5.各オクターブのユニゾンを合わせて音階の最終調整をします

  • 音質が変わっていないか

    ピアノから金属的な音がするなど、音質が変化していませんか?ピアノは長期間弾きこむと、中のフェルトの部分に弦が食い込むことで固くなり、キーンという金属的な音が出るようになります。さらにその状態のまま放置してしまうと、より一層鋭い耳障りな音質へと変わっていきます。

    また、ポコポコという、こもったような音がしている場合も注意が必要です。音がこもっている場合は、打鍵点のフェルトが柔らかくなっていることがあります。

    【ピアノ整音の対処方法】

    整音で音質を整えます。音が金属的で固い場合はフェルトに針を刺して柔らかくします。こもった音が出ている場合は、フェルトの表面を削ってハンマーの弾性を調整する作業で元の音質へと戻すことができます。

    フェルト部分やハンマーの打鍵点の周りに深く針を刺して調整する作業は、ピアノ調律のプロでなければ難しい作業です。

    音が出ない鍵盤がないか

    ピアノ内部

    ピアノの音が一部だけ出なくなっていないでしょうか?ピアノの音が出ないときの原因として多いのが、ハンマーなどアクションパーツの動きが悪くなっていたり、上がったままの状態になっていたりします。この状態はスティックと呼ばれ、修理が必要となります。

    ピアノが高い湿度を含んでしまうとスティックが起きやすくなるため、真夏など湿度が上がりやすい季節で起こりやすい現象です。

    【スティック修理の対処方法】

    鍵盤部分とアクション部分のパーツ交換と、トルクの調整で修理を行います。基本的な手順としては以下のようになります。

    1.鍵盤部分の交換を行います
    キーブロッシングクロス部分張り替え、木口張り替え
    2.アクション部分の交換
    ハンマー交換、各フレンジのセンターピンの交換
    3.トルク調整
    4.調律で音階を調整します

    破損している箇所がないか

    ピアノに不調が発生していた場合、内部が破損している場合があります。外的要因からピアノが破損する原因として以下の2つが挙げられます。

    ネズミ害
    破損の原因として、ピアノの中にネズミ害が発生していることがあります。ネズミはピアノのペダル下に開いている小さな隙間からピアノの内部へ侵入することがあります。

    鍵盤周辺にある木を頑丈な歯でかじり、布やフェルトなどピアノ内部にある柔らかいパーツを選んで食いちぎります。ピアノのパーツを集めて中に巣を作ったら、そのままピアノの中で生活することもあります。

    鍵盤の下で子供の寝床を作り、そこで繁殖することもありますので、注意が必要です。

    虫害
    衣類を食い荒らす種類の虫が、ピアノのフェルトを食べてしまうことがあります。鍵盤周辺のフェルトがとくに被害に遭うことが多いようです。

    虫の中でも、木を食べる種類の虫が鍵盤やピアノ本体を食べてしまことがあります。この場合、食い荒らされた箇所によっては修理ができない場合もありますので、日頃から虫害に遭っていないか注意深く見ておいた方がよいでしょう。

    【対処方法】

    破損したパーツを新しいパーツへ交換します。パーツ交換後、整調作業を行って鍵盤の高さや弾く深さなどを合わせて対処します。

    まとめ

    ピアノの不調を感じたらまずは下記の5つのチェックポイントを確認しましょう。

  • ・音量の変化
  • ・音程の上下
  • ・音質の変化
  • ・音が出ない鍵盤があるか
  • ・破損箇所がないか

  • 発生している現象ごとに、修理の依頼内容が違ってきます。修理を依頼する前に上記のポイントをチェックしておくと、ある程度故障の状況を把握しておくことができます。

    ピアノの調子が悪くなって、そのままの状態で放置しておいても自然と状態が改善されることはありません。大切なピアノを長く使うためにも、日頃からピアノの状態の変化に気を付けておきましょう。

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