コラム
皆さんは生き物の寿命をご存知でしょうか?イヌだと10年程度、ネコは少し長生きで14年とも言われていますし、ハムスターのように小さな生き物は1年から3年程度だそうです。鶴は千年亀は万年といいますが、実際はツルは飼育環境下で30年から長いもので80年、カメは100歳程度まで生きる例もあるようで、千年とか万年は言い過ぎでも、長生きの象徴として古くから知られている証拠でしょう。 さて、ピアノの話に戻りますが、生き物ではないピアノには寿命はあるのでしょうか? これも、生き物の場合と似たもので、しっかりと管理して、大切にしていると長生きしますし、適当に使ってぞんざいな管理しかしていないと、あっという間に寿命を迎えてしまうこともあるようです。 ピアノの寿命には、設置されているお部屋の温度や湿度も大きく関わってきますが、定期的なオーバーホールの有無も関わってきます。 傷んだハンマーのフェルトを張り替えたり、アクションの劣化をきちんと直す、調律をしっかりする、割れた響板を修理する、小さなことなら表面の傷や汚れをきちんと落とすということも、ピアノの寿命を伸ばすことに繋がります。 長いものだと、100年程度は音を鳴らし続けることが出来るというピアノについての調律修理は、当サイトにお気軽にご相談ください。