コラム

ピアノにカビを生やさないために!お手入れ方法や汚れをためない秘訣

ピアノにカビを生やさないために!お手入れ方法や汚れをためない秘訣

「ピアノの音が響かなくなってきたような気がする……」こんなことでお悩みの方はいませんか?その原因はピアノのカビにあるかもしれません。ピアノのカビや汚れは放置しておくと外観を悪くするだけでなく、なんと音にまでも影響を与え、ほかにもさまざまなリスクを発生させてしまうのです。

この記事では、ピアノのカビの掃除方法とカビが発生する原因、カビや汚れからピアノを守るための予防法などをご紹介していきます。ピアノにカビが生えてしまって困っている方や、ピアノにカビを絶対に発生させたくない方は必見です。ぜひ、この記事を参考にして、いつまでもきれいな状態のピアノを保つようにしてください。

ピアノにカビが生えてしまったら……

「しばらく使用していなかったピアノにカビが生えていた!」なんてことはありませんか?ピアノは、木材を多く使用して作られているデリケートな楽器なので、メンテナンスを怠っていると、すぐにカビなどが発生してしまいます。

また、ピアノのカビを放置しているとさまざまな問題が発生するので、早急に対処するようにしましょう。まずは、ピアノの表面にカビができてしまったときの対処法についてお話していきます。

ピアノの表面のカビを拭き取る際は、乾いた布で拭き取るようにしてください。ぬれた布を使用してしまうと、再びカビが発生してしまうかもしれません。また、拭き掃除をするときは、やさしく拭くことを心がけてください。カビが落ちないからといって力強く拭くと、表面の塗装をいためてしまいます。

ピアノの表面にカビが発生していた場合は、おそらくピアノの内部にもカビが発生していることでしょう。ピアノの内部は非常にデリケートで、下手に掃除してしまうと内部を傷つけて、故障させてしまう危険性があります。ピアノの内部のカビを除去したい場合は、故障のリスクを避けるためにも、業者に相談することをおすすめします。

ピアノはカビ以外の汚れにも要注意!

ピアノはカビ以外の汚れにも要注意!

メンテナンスを怠っていると、ピアノにはカビが生えてしまいます。しかし、実はピアノに付く汚れには、カビ以外にも注意しないといけないものがあるのです。それはどういった種類の汚れか、また、ピアノの汚れを放置しているとどのようなリスクが発生するのかをご説明していきます。

カビ以外の汚れにはどんなものがある?

まず、カビ以外でピアノに付着する汚れといえば「ホコリ」です。ピアノの汚れの原因としてはホコリが一番多く、鍵盤や外装の隙間からピアノの内部にも侵入してきます。「気が付いたら、ピアノがホコリだらけになっていた」ということも少なくはないようです。

次に目立つ汚れが「錆(さび)」です。長い間ピアノを弾いていないと、ピアノの弦やハンマーなどの部分が錆びてくることがあります。また、湿度の高い部屋や、海の近くに住んでいて窓際にピアノを置いている方は、湿気や潮風の影響でピアノに錆が発生しやすいので注意が必要です。

また、ピアノの内部に汚れがたまっていると、ネズミやゴキブリが巣を作ってしまうことがあります。ホコリや、ピアノの内部に入っているフェルトという布の衝撃吸収は、ネズミの巣の材料、ゴキブリのエサになってしまうのです。フェルトやホコリがたくさんあるピアノの内部は、彼らが暮らすために最適な環境であるといえるでしょう。

汚れを放置しておくとピアノの寿命が短くなる

実はピアノに汚れがたまってしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、音が悪くなったり、ピアノの寿命が縮んだりするのです。なぜ、そのような現象が起きてしまうのかをご紹介します。

鍵盤を差しているピンが錆びてしまうと、鍵盤がスムーズに動かなくなります。タッチが重くなったり、鍵盤を押した後にもとの位置に戻らなくなったり、といった現象も起きてしまいます。また、弦が錆びてしまうと音に響きが出なくなり、そのまま放置しておくと弦が切れてしまう危険性もあるのです。

また、ネズミやゴキブリによって鍵盤のフェルトを食い破られてしまうと、鍵盤が木や金属に直接ぶつかってしまいます。そのために、よい音が出なくなったり、音色に雑音が混じったりする可能性があるのです。

このように、ピアノの汚れを放置しておくと、さまざまなリスクが発生してしまいます。では、どのようにすればピアノを汚さずに長く使用できるのかを次の章でご紹介します。

定期的にお手入れが大事!

ピアノはとてもデリケートな楽器です。定期的にお手入れをしないと、すぐにピアノにはカビや汚れがたまってしまい、音が悪くなったり、故障のリスクが高まったりするかもしれません。では、どのようなお手入れを心がければよいのかをご説明します。

塗装面のお手入れ

まずは、塗装面のお手入れについてです。塗装面に付着したホコリを見つけたらその都度拭くようにすると、見た目をきれいに保つことができ、内部にホコリが侵入することも防止できます。

ピアノを拭く際には注意点があります。それは、塗装を傷つけないようにピアノ用の羽毛や、やわらかい布でやさしく拭くようにすることです。化学繊維が含まれている布でピアノを拭くと、繊維がピアノの塗装に傷をつけてしまう危険性があります。また、汚れを落とすために市販の薬剤を使用することも、塗装をいためる可能性があるので避けてください。

ピアノにワックスをかける場合は、あらかじめ楽器店に相談して、プロの選ぶものを使用するようにしてください。ピアノの内部と同様に、外部の塗装も非常にデリケートなのです。

鍵盤のお手入れ

鍵盤が汚れてしまったときは、やわらかい布でから拭きするようにしましょう。どうしても汚れが落ちない場合は、水を固く絞った布に薄く中性洗剤をつけて拭くようにしてください。鍵盤は日ごろ指で触れるところなので、アルコールで消毒をしたくなるかもしれませんが、ひび割れの原因になるので、から拭きか中性洗剤を使用するようにしましょう。

日ごろから汚れをためない豆知識

日ごろから汚れをためない豆知識

ピアノのカビを掃除することには多くのリスクが伴います。掃除自体は大切なことですが、そう何度もピアノをしっかりと掃除していると、ピアノ本体に負担がかかってしまいます。ピアノを長く使用したいのであれば、なるべく汚さないようにすることが一番です。それでは、ピアノに汚れをためないようにするちょっとした豆知識についてご紹介します。

ピアノを置く場所にも配慮

まず注意したいのは、ピアノを置く場所です。木材や金属で作られたピアノは、湿気などの外気の影響を受けやすいので、窓際にピアノを置くことは避けたほうがよいでしょう。また、雨の日は窓を閉めて、ピアノの内部にも湿気を取り込まないようにするために、ピアノのフタも閉めるようにしましょう。

窓際だけでなく、ピアノをエアコンの真下に置くこともやめてください。エアコンの送風口からは水滴が垂れることがあります。垂れた水滴がピアノに付くと、カビの原因になってしまうのです。

また、ピアノのある部屋では、ストーブの上にやかんなどを置くことはやめましょう。蒸気はピアノに大きなダメージを与えます。ピアノにとって最適な環境は気温15℃~25℃、湿度が35%~60%です。なるべく温度変化の少なく、適度な湿気がある部屋にピアノは置くようにしましょう。

ピアノカバーをかける

汚れたピアノを何度も掃除すると、ピアノ本体に負担がかかってしまいます。使用していないときはピアノカバーをかけるようにすると、ピアノの塗装面と内部をホコリから守ることができます。結果として、ピアノの掃除頻度を下げることができるので、ピアノを長持ちさせられるでしょう。

ピアノ内部の空気を入れ替える

湿気の多い時期などにピアノのフタを閉めっぱなしにしていると、ピアノの内部に湿気がたまってしまい、カビや錆がピアノの内部で発生してしまいます。カビや錆はピアノの音に悪影響を与え、さらにはピアノの寿命を縮めてしまいます。晴れた日にはピアノのフタを開けてなかの空気を入れ替えるようにして、ピアノのなかの湿気を取り除くようにしましょう。

ピアノを定期的に弾く

長い間使用されていないピアノにはホコリなどの汚れがたまりやすく、カビや錆も発生しやすいです。定期的にピアノを弾くことにより汚れの蓄積をおさえ、さらには音の不調にも気づくことができるので、故障のサインを見逃さずに早急に対処することができます。このように、ピアノを弾くことはトラブル回避にもつながるのです。

汚れがひどい場合は業者に依頼

ピアノの内部を見る機会は、人によってはあまりないかもしれません。ピアノの内部をしっかりとのぞいてみたところ、なかがカビだらけで、手が付けられない状態になっていることもあるかもしれません。そういったときはどうすればよいのでしょうか。

自分でおこなうとピアノを傷つけてしまうかも

「ピアノにカビがたくさん発生しているけど、内部は非常にデリケートだから、掃除するのも怖い。しかし、汚れをそのままにしていると、ピアノが故障してしまうかもしれない‥‥‥」このようにピアノの内部に汚れがたまってしまうと大変なことになってしまうのです。こういう事態におちいってしまったときは業者に相談することをおすすめします。

業者に頼めば、故障の心配をすることなくしっかりとピアノの内部を掃除してくれますよ。では次に、どのような業者に頼むのがよいかをご紹介していきます。

業者は賢く選ぼう

ピアノ清掃の業者といってもたくさんの業者があります。ピアノの清掃費や修理費というのは高額です。業者選びは失敗したくありませんよね。それでは、失敗しない業者選びについてご紹介していきます。

1.公式サイトや口コミを利用する

公式サイトにはサービス内容や費用、実績などが掲載されているので、公式サイトのある業者を選ぶと、安全なサービスを受けることができます。また、口コミを利用して自分の住んでいる近くで評判のよい業者を選ぶのもよい方法です。

2.業者を紹介してくれる会社に相談する

自分で業者を探すことに不安がある方は、業者を紹介してくれる会社に相談するのがよいでしょう。このような会社は要望に合わせて加盟店を紹介してくれるので、業者選びに失敗することはないでしょう。

3.業者同士を比較する

自分に合った業者を見つけたい方は、複数の業者に見積書を取ってもらい、業者同士を比較するとよいでしょう。業者を比較することで、費用の相場やサービスの内容を把握できるので、きっと自分にぴったりな業者を見つけることができます。

まとめ

ピアノのカビは、塗装面に発生したものであれば自力で掃除することができます。しかし、ピアノの内部に発生したものは、故障のリスクを避けるためにも自力で何とかしようとせずに、業者に頼んで掃除してもらったほうがよいでしょう。

また、ピアノカバーを使用したり、ピアノのなかの空気を交換したりするなど、ちょっとしたことを心がけるだけで、ピアノのカビの発生を防止することができます。ピアノを長持ちさせたいのなら、ピアノを大切に使用して、無理な掃除の回数を減らすことが大切です。

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