コラム

木目ピアノの手入れは難しい?掃除方法から傷みの予防策まで徹底解説

木目ピアノの手入れは難しい?掃除方法から傷みの予防策まで徹底解説

みなさんは楽器の演奏は得意ですか?さまざまな楽器がありますが、ピアノの演奏ができたらとてもかっこいいですよね。

「木目調のピアノの購入を考えている」、「木目調のピアノが気になっているけどお手入れが大変そうだな……」と悩んでいる方もいるでしょう。

また、「すでに持っているけど、あまりお手入れの方法がわかっていない」ということもありますよね。

今回はそんな木目ピアノの特徴から、正しいお手入れの方法など、木目ピアノに関する疑問のあれこれを解決していきます。購入を検討している人やお手入れに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

木目ピアノとは

そもそも木目ピアノとは、どのような種類のピアノかご存知ですか?みなさんがよく目にするピアノは黒色でつやつやしているものではないでしょうか?

木目ピアノはそうではなく、木目がきれいな木の中でもさらに割れや虫食いなどがないような部分を使用して作られたピアノです。

木目ピアノは木製の家具ともマッチするため、お部屋のインテリアとしてもとても人気なピアノとなっています。ただ、木材を使用しているため、デリケートです。お手入れはしっかりとおこないましょう。

木目ピアノの手入れ方法

木目ピアノの手入れ方法

では、実際に木目ピアノをお手入れするときは、どのような手順を踏んでいけばよいのでしょうか。ピアノのパーツごとに紹介していきます。

外回りの手入れ方法

まずはピアノの表面に付着しているホコリやゴミを、柔らかい毛バタキで払い取ります。ゴミが付着したまま表面を拭き取ると擦れてしまい、傷がつく恐れがあるからです。忘れずにおこないましょう。

ホコリやゴミをある程度落としたあとに、乾拭きで手アカなどの汚れを落としましょう。手アカを取り除くのには、綿素材のクロスをおすすめします。

このときに、ホコリを吸着しやすい化学雑巾の使用は控えましょう。雑巾に含まれている油分がピアノと反応して表面に傷がつくおそれがあります。

ペダルの手入れ方法

忘れてしまいがちなペダルも、お手入れすることで変色やサビを防ぐことができます。ペダルの汚れは、放っておくと落とすことが難しくなってしまうので、定期的にお手入れすることをおすすめします。

ペダルのお手入れは、専用のクリーナを使って布や雑巾で丁寧に磨きましょう。すると、変色やサビが落ち、光沢がでてきます。

鍵盤の手入れ方法

続いて、鍵盤のお手入れ方法です。ピアノの演奏をするときに、一番触れる機会が多いのはもちろん鍵盤ですよね。そのため、やはり手アカも付着しやすくなっています。

これもこまめにきれいにしておくことを心がけると、お手入れがとてもラクになります。演奏後には、できれば毎回乾いた布で鍵盤を拭いてあげましょう。

鍵盤を拭くときは白鍵(はっけん)だけでなく、黒鍵(こっけん)や鍵盤の手前部分と黒鍵の横側部分も忘れないようにしましょう。

それでも落ちないような汚れが付着してしまっている場合には、布を水で濡らしてかたく絞ったあとに汚れている部分を拭いてあげてください。

そのあとに、外回りのお手入れでもおすすめした、綿素材の柔らかいクロスで乾拭きすると落ちにくいような汚れもしっかりと落とすことができます。

手入れの注意点

ここまで、お手入れの手順について紹介してきましたが、お手入れするにあたって注意してもらいたいポイントも紹介していきます。ここを忘れてしまうとピアノを傷つけてしまう原因になりうるので気をつけましょう。

【除光液を使用しない】
子どもがピアノに落書きをしてしまったという場合、除光液は絶対に使用しないでください。除光液の主成分であるアセトンは、プラスチックを溶かしてしまいます。そのため、使用してしまうと鍵盤を溶かしてしまうのです。

【艶出し用ワックスを使用しない】
木目ピアノの塗装は半艶状態のものが多いです。そのため、ここに艶出し用のワックスを使用してしまうと、塗装部分にムラができてしまいます。これは、見た目を悪くしてしまうので気をつけましょう。

木目ピアノの傷みを抑える方法

木目ピアノはお手入れ方法が悪いという場合だけでなく、ほかにも傷んでしまう原因があります。どのように木目ピアノを扱えば、きれいに保つことができるのかをポイントごとに紹介していきます。

温度や直射日光に気をつける

木目ピアノは、木材を使用しているためとてもデリケートです。木目ピアノは湿度や直射日光の影響をとても受けやすくなっています。また、湿度は夏だけ気をつければいいと思いがちですが、そうではありません。冬には結露に気をつけましょう。

天気のよい日には鍵盤の蓋を開けて、風を通してあげましょう。中にこもっている湿気を逃がすことができます。また、ピアノカバーを普段つけているという場合には、定期的に取り外し、風通しの良い場所に干しましょう。

ピアノカバー自体の湿気やピアノカバーの中の湿気を逃がすことができます。

家具の配置やバランスばかりに気を取られて、ピアノの置き場所が日光のあたる場所になっていませんか。ピアノは日光がとても苦手です。日光のあたらない場所に置いてください。

ピアノを弾く前には手を洗う

鍵盤の汚れは手の汚れがそのまま付着しているものが多いです。そのため、できるだけ手を清潔にした状態でピアノの演奏をしましょう。すると、余計なお手入れの手間も省けて、ピアノをきれいなまま保つことができます。

爪を切る

爪が長いままで鍵盤に触れると、爪と鍵盤があたってしまいますよね。するとカチカチとピアノと爪があたる音がしてしまいます。これは、音に支障をきたすだけでなく、鍵盤を傷つけることにもなってしまうのです。

手のひらから見たときに爪が見えないぐらいになっていれば、鍵盤と爪があたることはなくなるでしょう。しかし、人の指の形によって変わることもあります。あくまで目安なのでそれぞれに合った長さにあわせてくださいね。

傷や凹みが!音がずれてる!困ったときはプロに相談

傷や凹みが!音がずれてる!困ったときはプロに相談

これだけ気をつけていても、どうしても傷がついてしまうときもあります。また、なんとなく音がずれてきているかもしれないということもありますよね。そのようなときは、どのような対処を取るべきなのでしょうか?

美しい木目に傷が……自然に修復できる?

木目ピアノは、部分によってさまざまな模様をしています。また、色調も部分によって変わってきます。ということは、できてしまった傷や凹みに対しても、それぞれ違った修復をする必要がでてくるのです。

塗装に使用される木材にもさまざまなものがあり、その中から適切なものを選ばなければいけません。

普段から木目ピアノの修復に携わっていなければ、元の木目と合わせて傷や凹みをきれいにすることはとても難しいです。そのため、自然に修復をしたい場合は、経験を積んでいるプロにお願いしたほうがよいでしょう。

自分で調律するのはハイリスク!プロが必要な理由

長年使用しているとピアノの音もずれてきてしまいます。これは音感に自信があれば自分で調律することも不可能ではないですが、リスクも伴います。プロにお願いしましょう。

自分で調律をおこなうことで、ピアノについての知識が深まることはありますが、やり方によっては、ピアノを傷めてしまうこともあります。

また、最初から調律を始めるとなると、知識を学ぶための時間も手間もかかります。そこまで時間をかけて失敗してしまったらもったいないですよね。

このような点を踏まえると、調律は豊富な知識と経験のあるピアノ調律技能士の資格を持ったプロにお願いするのがよいでしょう。

まとめ

この記事では、木目ピアノのお手入れ方法や扱う際の注意点をご紹介しました。これから木目ピアノをはインテリアとしても人気なので購入しようと考えている方は、この記事を参考に検討してみてくださいね。

すでに木目ピアノを持っているという場合は、ご紹介したお手入れ方法を実践されてみてはいかかでしょうか。

木目ピアノは高価なので、自分で修理をおこなって失敗してしまうと、とても悲しいですよね。お手入れしていく中で、気になる傷や音のずれなどの不調を発見した場合、修理はプロに相談してみましょう。

ピアノについての知識が豊富であるプロに修理を依頼することで、適切な方法で、きれいに修復をしてもらえます。気になることがあった場合には、お気軽に相談してみてくださいね。

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